製造過程・品質管理
製造過程

前検:集卵
鶏舎からベルトコンベアで流れてくる卵から特に汚れや割れ、キズなど目に付くものを中心に抜き取る作業を行います。

前検:洗浄
鶏舎から流れてきた卵を洗卵機で汚れを洗い流します。

前検:乾燥
洗浄された卵は乾燥機にそのまま入り、濡れた卵殻表面を乾燥させます。

本検:汚卵検査・ヒビ検査紫外線殺菌
洗卵で汚れの落ちなかった卵を汚卵検査装置で判別します。
人間の目では見えないヒビを自動ヒビ検査装置を通し、太鼓のバチのような物で卵の表面を叩き集音して卵殻の状態(ひびの有無)を判断します。紫外線殺菌装置を用い、卵殻表面に付着している細菌やウィルスを効果的に殺菌します。

本検:異常卵検査
異常卵検査装置では卵に光を当てたときの透過光から血液成分の有無を判断する事により、血卵・みだれ卵などの異常卵を検出します。

本検:選別・パック詰め
自動卵供給パック詰めロボットでパックに詰められた卵はフルオー卜で搬送され、ふたをする前に最終チェックを行います。その後卵の入ったパックを裏返しにして汚れ等の有無の確認をし、適正数量をダンボール箱に詰めます。
出荷責任者が日付・荷姿・出荷数量等の最終確認を行います。

衛生管理
各養鶏場では飼育環境の衛生美化に努め、定期的な殺菌消毒等を行うとともに、防疫対策として下記対策を行い、また月に1度細菌検査を実施しております。
- 関係者以外の立ち入り禁止及び、敷地内侵入車両の消毒
- 入場の際の消毒や靴の履き替え・手洗い・着替え・必要に応じシャワー等の励行
- オールアウト時の鶏舎消毒の徹底
- 害虫・ネズミ・野鳥対策の実施

品質管理
養鶏場では黄身の色を調べるカラーファン検査、白身の盛り上がりを調べるハウユニット検査を毎日行い、また外部機関でのサルモネラ検査や鶏の飲み水の水質検査も定期的に行っております。